05 旅で聴く音楽
2015年の夏のアジア周遊、香港マカオマレーシアタイときて、一緒に旅をしていたえなさんと別れ、実質初めてのひとり旅をしたのはなんと13~15カ国目のベトナムはホーチミンが初めてだった。この時も僕は駆け込み寺の如く日本人ゲストハウスの「EZステイSaigon」さんに宿泊した。その宿にはなんと露天風呂があった。
- アーティスト: Pat Metheny
- 出版社/メーカー: Nonesuch
- 発売日: 2006/02/06
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
さて、この宿で露天風呂につかりながら深夜に1人でこのPat Metheny Groupの曲を聞いていたのだが、たまたま当時アニメのジョジョの奇妙な冒険の3部エンディングで流れていた同グループのLast Train Homeが不意に流れた。
この曲、インストゥルメンタルのみなので歌詞らしい歌詞もなく、聴けばわかるのだがなんというか旅の終わりにしっっくりくる旅愁を表現してるかのような曲なのだ。
このSaigonの宿もなかなかの濃いメンバーに囲まれて、不安な独り旅だったはずが、最終日には本当に帰りたくなくなるような、名残惜しい気持ちが湧いてくるほど居心地のよい宿だった。
アジア周遊も、ベトナムについたのは3週間目の頭。えなさんが離脱してからのひとり旅で、旅も終盤にさしかかっている事を思うと、色んな思い出がこの曲につまっている。
2016年の夏は、ヨーロッパ周遊をひとり旅してきた。その一番最初の国はトルコはイスタンブールだった。
ここで聞いたのはFINAL FANTASY XIのゲームのBGM、アトルガン白門の曲だ。この曲も歌詞はないのだが、ゲームの都市のモチーフがトルコ(中東)だったため、中学時代から何千日とプレイしたこのゲームのモデルの舞台に、この音楽をかけて歩き回るために夏のヨーロッパ周遊最初の国をトルコにしたと言っても過言ではない。